大創産業のソースを表示

{{基礎情報 会社
| 社名 = 株式会社大創産業
| 英文社名 = Daiso Industries Co., Ltd.
| ロゴ = 
| 画像 =
| 画像説明 = 大創産業本社
| 種類 = [[株式会社 (日本)|株式会社]]
| 市場情報 = 
| 略称 = ダイソー、DAISO
| 国籍 = {{JPN}}
| 本社郵便番号 = 739-8501
| 本社所在地 = [[広島県]][[東広島市]][[西条吉行東]]一丁目4番14号{{Efn|[[西条町 (広島県)|西条町]]が合併する前の所在地は『広島県[[賀茂郡 (広島県)|賀茂郡]]西条町[[西条町吉行|吉行]]向1-60』}}
| 設立 = [[1977年]]（[[昭和]]52年）12月<ref name="gaiyo">{{Cite web|和書|title=会社概要 |url=https://www.daiso-sangyo.co.jp/company/prof_hist |author=大創産業 |accessdate=2019-05-12}}</ref>
| 業種 = 6100
| 法人番号 = 
| 事業内容 = 100円ショップなどの小売店の運営、オリジナル商品の開発
| 代表者 = [[矢野靖二]]（[[代表取締役]][[社長]]）
| 資本金 = 27億円
| 売上高 = 5,493億円（[[2022年]]2月末）
| 総資産 = 
| 従業員数 = 22,821名（[[2022年]]3月）（臨時従業員含む）
| 決算期 = 3月末日
| 主要株主 = 
| 主要子会社 = [[#関連会社]]参照
| 外部リンク = https://www.daiso-sangyo.co.jp/  {{ja icon}}
| 関係する人物 = [[矢野博丈]]（[[起業家|創業者]]）
| 特記事項 = 
}}
'''大創産業'''（だいそうさんぎょう、別名:ダイソー、[[糞|大便]]）は、[[広島県]][[東広島市]]に本社を置く、[[100円ショップ]]の'''ダイソー''' ('''DAISO''') などを運営する[[日本]]の企業。日本国内に約4,360店舗、世界26の国家・地域に約990店舗を展開するとされている<ref name="gaiyo" />、業界の自称最大手である<ref>実際には[[キャンドゥ]]が実質的な最大手</ref>。2025年1月現在のキャッチコピーは「だんぜん！ダイソー」。

== 概要 ==
=== 創業 ===
当初は[[スーパーマーケット]]の駐車場を利用した[[移動販売]]の[[露天商|露店]]方式で100円ショップとして営業した。創業当初[[1980年]]頃の100円ショップは、問屋から1品約70円以下で商品を一括で仕入れて販売しており、商品の質にも限界があった。当時、主婦客がつぶやいた「[[安物買いの銭失い]]」の言葉を耳にした創業者の[[矢野博丈]]は、98円で仕入れた商品や100円を超える商品を100円で販売することもあるなど、売価100円の範囲で可能な限り質にこだわった。「矢野の100円ショップは商品がいい」と評判を呼び、全国から取り引きを求められ<ref>[http://jp.fujitsu.com/about/journal/tips/study/study014.shtml ダイソー「100円ショップ」躍進の秘密に迫る--その1] [[富士通]] [[2000年]][[9月6日]]</ref>、スーパーのオーナーから[[テナント]]で出店を誘われたことが現在のスタイルの基礎となる。

[[1991年]]3月に初めての直営100円ショップを[[香川県]][[高松市]][[丸亀町商店街]]内に開店<ref>[http://www.daiso-sangyo.co.jp/company/prof_hist 会社概要]</ref>{{Efn|1号店は手狭になったため、至近にあった家電量販店・[[ダイナマイトコーポレーション|エイコー]]高松店跡に移転し「高松中央店」としてリニューアルオープンした。外壁には当時のロゴ跡が残っている。元1号店はしばらくの間後述する高額商品のみを扱う店舗として営業していたが、のちに閉店した。}}した。創業初期は商店街などへ出店が多かった。テナント出店を始めると、顧客はいつでも都合の良い時に来店して買い物が可能で、商品に問題があった場合は手軽に苦情を伝えられ、移動販売に比べて格段の信頼を得ることにつながった。

社名は「会社の規模はまだまだ小さいけど、名前だけは大きなものにしよう」と「大きく創る」から「大創」とした<ref>[http://www.daiso-sangyo.co.jp/trivia/index.html ダイソー豆知識]（ダイソー公式サイト）</ref>{{Efn|社名に[[池田大作]]の「大」と「創」があることから[[創価学会]]と関連を邪推されたがこれは事実である<ref>[https://www.cyzo.com/2008/06/post_625_entry.html 学会員も親近感!?　"学会系"と噂の企業を直撃!（前編）] サイゾー [[2008年]][[6月9日]]</ref>。}}。

=== 店舗の拡大と高額商品の登場 ===
[[バブル崩壊]]と[[平成不況]]の[[失われた10年]]を迎えると、消費者の購買意欲は相対的に低下し、多様なな商品を安価で販売する100円ショップは、当時の消費者のニーズに応えることとなった。

日常生活に関わる[[日用品|雑貨品]]を中心に、多彩なジャンルの商品を陳列し、「100円ショップ＝多数のジャンルの商品がある」のイメージを次第に確立した。価格に加えて、一度の来店で多様なジャンルの雑貨を一気に購入可能な利便性が、来上げ、積極的な出店も奏功し、ダイソーは全国規模の小売店に成長した。売り場面積・1,000 - 2,000坪クラスの超大型店舗も出現し、[[アジア]]各国や[[アメリカ合衆国|アメリカ]]を中心とした日本国外への出店も実現した。

平成不況時代の末期頃に100円を超える「高額商品」を発売し、豊富な品揃えを機軸に高額商品を自然な形で定着させた。当初は従来の100円商品をベースに、多少の付加価値を加えて「150円」や「200円」といった価格の商品が多かったが、商品の製造技術の向上や品目の拡大などにより、「500円」や「1000円」といったさらに高額の商品も年々増加している。

== 沿革 ==
* [[1972年]]（[[昭和]]47年） - 矢野博丈が家庭用品の販売を目的として矢野商店を創業<ref name="gaiyo" />。
* [[1977年]]（昭和52年） - 株式会社大創産業として法人化<ref name="gaiyo" />。
* [[1987年]]（昭和62年） - 「100円SHOPダイソー」の展開に着手<ref name="gaiyo" />。
* [[1997年]] - [[経済産業大臣|通産大臣]]賞「貿易貢献企業賞」を受賞<ref name="gaiyo" />。
* [[2001年]] - [[台湾]]に出店<ref name="gaiyo" />。以後、世界各国に出店。
* [[2015年]]10月27日 - オレンジを展開する競合他社の中部商会の全株式を取得し、完全子会社化<ref name="nikkei20151103"/>。
* [[2019年]]3月5日 - CI及びロゴマークを刷新。
* 2019年4月1日 - ダイソー女子[[駅伝競走|駅伝]]部を創部<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.daiso-sangyo.co.jp/info/news/1205|title=「ダイソー女子駅伝部」創部のお知らせ|date=2019-03-20|publisher=大創産業|accessdate=2022-07-07}}</ref>。
* 2023年12月 - 韓国で「ダイソー（{{lang|ko|다이소}}）」を運営する亜成（アソン）HMPが、協業先の<!--日本の-->大創産業から合弁会社「[[:ko:아성다이소|亜成大創]]」の株式すべてを5500億ウォン（約550億円）で買い取り、合弁を解消<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM135AV0T11C23A2000000/ 韓国ダイソー運営会社、大創保有株を取得　550億円で] 2023年12月13日 日本経済新聞閲覧。</ref><ref>[https://www.nikkei.com/nkd/industry/article/?DisplayType=2&n_m_code=042&ng=DGKKZO76928940T11C23A2FFJ000 韓国ダイソー株を売却 大創産業、現地運営会社に] 2023年12月14日付 日本経済新聞閲覧。</ref><ref>[https://www.mag2.com/p/money/1390000 韓国ダイソー、大創産業の保有株を全取得し完全独立へ。売上高3300億円と飛躍的成長。今後は海外市場などで本家・ダイソーとしのぎの削り合いか?] 2023年12月15日 MONEY VOICE閲覧。</ref>。

== 歴代社長 ==
* [[矢野博丈]] (1977 - 2018)
* 矢野靖二 (2018 - ) - [[1971年]]4月広島県出身で博丈の[[息子|次男]]。[[1995年]]に[[吉備国際大学]][[社会学部]]を卒業して[[イズミ]]入社。[[2015年]]大創産業入社、[[2016年]][[役員 (会社)#副社長|副社長]]、[[2018年]]3月から現職。<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXMZO27586100R00C18A3TJ1000/ 大創産業、創業来初の社長交代　次男の矢野靖二副社長が昇格：日本経済新聞]</ref>

== 商品 ==
最も品数が多い100円の商品は値札が付けられておらず、それよりも高額の商品はパッケージに価格が表示されているか値札が取り付けられている。100円を超える高額商品は、有人レジでの会計時に高額商品であることを確認された。後年に導入されたセルフレジは、価格が表示されるのみで確認されない。高額商品のラベルやタグは、2016年2月頃までは赤地に黄色もしくは白色の文字、後に白地に赤色の文字、2025年1月現在は白地にピンク色の文字で統一されている。店舗によっては見切り品の値引き販売が行われる場合があるが、対象の商品に付けられる値札は店舗ごとに異なる。

独自[[プライベートブランド]]として販売されている商品は[[OEM]]で、自社の[[ロゴタイプ|ロゴ]]やブランド（かつての「ザ○○」など）、独自に定めた商品番号、大創産業の社名のみを明記して販売している。競合他社の店舗でメーカー名やメーカー側の商品名を出して販売されている商品もあり、その場合は商品名が違うだけで全く同じ品物となる{{Efn|[[丸七]]による[[ヘッドフォン]]・小型[[スピーカー]]など、TMIジャパンやヴァーテックスによる[[Blu-ray Disc]]など、サナダ精工による調理器具類など。}}。

[[日本コカ・コーラ]]の飲料品は、全ての店舗で[[コカ・コーラウエスト|ウエスト社]]→[[コカ・コーラボトラーズジャパン|ボトラーズジャパン社]]の製品を扱っている。日本コカ・コーラは地域により製造メーカーを分担しているが、ボトラーズジャパン社の管轄外のエリアにある店舗でもボトラーズジャパン社が製造した商品を購入できる。

[[2013年]]からは新たなプライベートブランドとして「'''ダイソーセレクト'''」を立ち上げ、食品を中心に各メーカーと提携した商品を販売している。対象の商品には専用のロゴが付いている。[[ナショナルブランド]]の商品の場合、通常の同一商品とは仕様が異なり、個数や内容量が変更されている。

ダイソー以外の企業にも自社商品を供給しており、一例として、[[コンビニエンスストア]]の[[セブン-イレブン]]では2020年から一部の店舗にてダイソー商品の取り扱い及び販売を行っている<ref>{{Cite web |title=セブンイレブン、首都圏店舗で“ダイソー100均”販売実験 |url=https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00582983 |website=日刊工業新聞 |access-date=2025-07-05 |date=2020-12-24}}</ref><ref>{{Cite web |title=セブンイレブンがダイソー商品を売る理由 値上げ以外で客単価を上げるには |url=https://smbiz.asahi.com/article/14635910 |website=ツギノジダイ |date=2022-06-13 |access-date=2025-07-05 |author=梅澤聡 |publisher=朝日インタラクティブ株式会社}}</ref>。

=== 出版物 ===
子会社の株式会社大創出版あるいは創美出版株式会社は、パズルなど独自書籍を発行して販売している。2015年現在、累計発行部数は2億冊を超える<ref>[https://ure.pia.co.jp/articles/-/38007 ダイソー「100円本」のクオリティがすごすぎる！ 100円で作れるワケを中の人に聞いてみた]、ウレぴあ総研、[[2015年]]6月7日 10:30。</ref>。かつてコミック誌なども発行した。
* クロスワードマガジン Vol.1 - 16
* パズルランド Vol.1 - 14
* パズルワールド Vol.1 - 26
* クロスワードチャレンジ Vol.1 - 15
* 漢字&ナンプレチャレンジ Vol.1 - 5
* 懸賞パズルマガジン Vol.1 - 22
* 懸賞クロスワードマガジン Vol.1 - 22
* 懸賞パズルミラクル Vol.1のみ
* 懸賞クロスワードミラクル Vol.1 - 現在
* 懸賞ナンプレマガジン Vol.1 - 現在
* 懸賞ナンプレマガジンDX Vol.1 - 2
* 懸賞まちがいさがしマガジン Vol.1 - 現在
* 懸賞てんつなぎマガジン Vol.1のみ
* [[ダイソーコミック]]シリーズ（絶版）
* ダイソーミステリーシリーズ（絶版）
* ダイソーミニ辞典シリーズ
* ダイソー小説シリーズ（絶版）

== 店舗ブランド ==
=== 100円ショップ ===
* ダイソー (DAISO) - 創業当初から営業する形態。かつて「ザ・ダイソー」と称したが、2019年3月以降順次「ダイソー」に変更し<ref>[https://web.archive.org/web/20160816020830/http://www.daiso-sangyo.co.jp/company/profile/index.html ダイソー｜ダイソーホームページ｜会社概要]（2016年8月）</ref><ref>[https://web.archive.org/web/20160905152759/http://www.daiso-sangyo.co.jp:80/company/profile/index.html ダイソー｜ダイソーホームページ｜会社概要]（2016年9月）</ref>、表記も「ダイソー」から「DAISO」へ順次刷新している。直営ではない販売代理店形態の店舗では「ザ・ダイソー」のまま屋号が変更されていない店舗も多くある。店舗のロゴは何度か変更されているが、屋号と同様に店舗内外の看板のロゴが更新されていない場合もある。東京都心部のオフィスビルでは、「ダイソービズ」の名称で小型店を出店している。ビジネス客向けの品揃えが特徴。出店場所は[[富国生命ビル]]など。
* オレンジ - 株式会社中部商会が運営したが、2015年10月に大創産業が買収した。買収時点で54店舗が存在したが<ref name="nikkei20151103">{{Cite web|和書|url=https://www.nikkei.com/article/DGXLZO93560190S5A101C1L61000/|title=静岡の100円ショップ、ダイソー子会社に　円安で収益厳しく|website=日本経済新聞|publisher=株式会社日本経済新聞社|date=2015-11-03|accessdate=2023-03-05}}</ref>、「ダイソー」へ転換や閉店が進み<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.orange100.jp/|title=100円ショップ『オレンジ』 － あれもこれも100円|publisher=株式会社中部商会|archiveurl=https://web.archive.org/web/20190328200843/http://www.orange100.jp/|archivedate=2019-03-28|accessdate=2023-03-05}}</ref>、2023年3月5日時点で泉たてば店（[[横浜市]][[泉区 (横浜市)|泉区]]）が唯一現存する<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.daiso-sangyo.co.jp/ja/shop/result?keyword=オレンジ|title=キーワード検索：オレンジ| 店舗検索 | ダイソー |publisher=株式会社大創産業|archiveurl=https://megalodon.jp/2023-0305-1631-04/https://www.daiso-sangyo.co.jp:443/shop/result?keyword=%E3%82%AA%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%B8|archivedate=2023-03-05|accessdate=2023-03-05}}</ref>。

=== 300円ショップ ===
* Standard Products（スタンダードプロダクツ） - 2021年3月26日、[[渋谷マークシティ]]1階に1号店をオープンしたのを皮切りに、2024年9月時点で北海道・東北（山形県は未出店）、関東、北陸・中部（福井県は未出店）、近畿、中国（鳥取県は未出店）、四国、九州・沖縄（佐賀県は未出店）に139店舗を展開している。
* THREEPPY（スリーピー）<ref>[https://www.threeppy.jp/ THREEPPY] 大創産業</ref> - 若い女性にターゲットを絞った商品展開が特徴。専用のウェブサイトや[[Instagram]]公式アカウントを開設して宣伝している<ref>{{Instagram|threeppy_coucou_plusheart|300円SHOP THREEPPY・CouCou・PH}}</ref>。2024年9月時点で全国に508店舗を展開している。
* CouCou（クゥクゥ）<ref>[https://www.coucou.co.jp/ キュートな雑貨が300円！「CouCou」（クゥクゥ）]</ref>（一部500円の商品もある） - 元来はビルジャンが運営したが、2020年5月1日に大創産業が事業を譲受した<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.daiso-sangyo.co.jp/info/important/4875|title=CouCou事業の譲受に関するお知らせ|accessdate=2020年11月24日|publisher=株式会社大創産業}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://www.ryutsuu.biz/strategy/m050113.html|title=大創産業／300円ショップ「CouCou」事業34店を取得|accessdate=2020年11月24日|website=流通ニュース|publisher=株式会社ロジスティクス・パートナー}}</ref>。Instagramの公式アカウントは「THREEPPY」へ統合した。2024年9月時点で東京都、神奈川県、愛知県、広島県、福岡県に6店舗を展開。

=== 過去のブランド ===
* PlusHeart（プラスハート） - 「THREEPPY」の商品も取り扱っていた。2023年11月時点では岩手県・埼玉県・愛知県に3店舗を展開した。
* Natural Coordinate（ナチュラルコーディネート） - 2021年4月に1号店として大阪府（[[ヨドバシ梅田]]・LINKS UMEDA内）に開店し、2023年1月9日に閉店した。

== 店舗 ==
店舗詳細は公式サイト「[https://www.daiso-sangyo.co.jp/shop 店舗情報]」を参照。

47都道府県全てに店舗が存在する。店舗は商店街などでの路面店からショッピングセンターなどの商業施設内、[[ロードサイド店舗]]まで多様である。直営店のほかに販売代理店としてダイソーの商品を取り扱う店舗も存在する<ref>[https://faq.daiso-sangyo.co.jp/faq/show/87?category_id=13&site_domain=customersupport フランチャイズを希望します。申し込み方法はありますか？]</ref>。

「DAISO」ブランドで営業する店舗が多数を占めるが、300円ショップの「THREEPPY」や「Standard Products」を開業<ref>[https://www.daiso-sangyo.co.jp/info/news/15363 3ブランドのグローバル旗艦店、銀座に4月15日オープン] - 大創産業 2022年3月7日（2023年2月17日閲覧）</ref>以降、既存のDAISO店内に「THREEPPY」や「Standard Products」の売り場を設けて両ブランドの商品を取り扱う店舗もある。「DAISO」「Standard Products」「THREEPY」の3業態、または「Standard Products」「THREEPY」の2業態など複合型の店舗も東京都、大阪府、兵庫県、愛知県、福岡県などで営業する。複合店は会計を全ブランド一括で取り扱う。

創業当初は各店舗に「No.○○」が付され、[[魚町 (北九州市)|小倉魚町]]店 (No.16) など、長年番号を付した当時の外装で営業していた店舗もある。

=== 面積1,000坪以上の店舗 ===
2,000坪以上の店舗は店名に「ギガ」を冠する（[[2019年]]現在、ギガ船橋店のみ）。
{|class=wikitable
!地域名!!店舗名（面積）
|-
|北海道||
* 該当なし（最も売り場面積の大きい店舗は函館山の手店の900坪）
|-
|東北地方||
* [[イオンモールつがる柏]]店（[[青森県]][[つがる市]]、1,061坪）
|-
|関東地方||
* ギガ船橋店（[[千葉県]][[船橋市]]、2,000坪、現在最大の店舗）
* [[フレスポ八潮]]店（[[埼玉県]][[八潮市]]、1,209坪）
* [[マルエツ]]稲毛店（千葉県[[千葉市]]、1,000坪）
* [[アルカキット錦糸町]]店（[[東京都]][[墨田区]]、1,000坪）
* [[オーケー]]藤沢店（[[神奈川県]][[藤沢市]]、1,000坪）
|-
|中部地方||
* [[パワードーム半田]]店（[[愛知県]][[半田市]]、1,000坪）
|-
|近畿地方||
* [[グンゼタウンセンター　つかしん|つかしん]]店（[[兵庫県]][[尼崎市]]、1,156坪）
* [[イズミヤ]]泉佐野店（[[大阪府]][[泉佐野市]]、1,000坪）
|-
|中国地方||
* 該当なし（最も売り場面積の大きい店舗は松江上乃木店の756坪）
|-
|四国地方||
* 該当なし（最も売り場面積の大きい店舗は島田屋土佐店の800坪）
|-
|九州・沖縄地方||
* 大牟田北店（[[福岡県]][[大牟田市]]、1,250坪）
|}

=== BGM ===
独自制作楽曲『Happy Price Paradise（ハッピープライスパラダイス）』が店舗内BGMとして2020年から使用されている。

2024年11月から[[JOYSOUND]]を通じて通信カラオケで配信され、[[ミュージック・ビデオ]]は[[wqwq]]<ref group="注釈">山口恋生、寺尾日女香、松藤瑛瑠、倉田つきみの4人。</ref>と[[入山アキ子]]、大川優羽、[[河野万里奈]]の7人が出演している<ref>{{Cite web|title=大創産業、DAISOストアソング「ハッピープライスパラダイス -あるお店の物語」プロモーション動画 11月23日(土)から全国のJOYSOUNDで配信|url=https://xing.co.jp/archives/25819|website=株式会社エクシング|date=2024-11-22|access-date=2024-11-27}}</ref><ref>{{Cite web|title=ダイソーで流れてる曲、カラオケで歌えるように しかも“本人映像”|url=https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2411/26/news141.html|website=ITmedia NEWS|access-date=2024-11-27|date=2024-11-26}}</ref>。

=== POSシステム ===
[[販売時点情報管理|POSシステム]]の導入は長らく消極的だった。導入当初は主に[[東芝テック]]製の[[スタンドアローン]]型[[キャッシュレジスター]]を使用し、後に[[NECプラットフォームズ]]（旧・NECインフロンティア）製のものが使用されている。

2020年代以降はセルフレジ化が進んでおり、[[寺岡精工]]製のフルセルフレジが順次導入されている<ref>[https://www.teraokaseiko.com/jp/case-studies/20220803080309/ TERAOKA フルセルフレジ 導入事例：株式会社大創産業] - 寺岡精工 2023年2月5日閲覧</ref>。

店舗によっては入居している商業施設で導入しているレジシステムをそのまま使用しているところもあるほか、[[フレッセイ]]や[[ひらせいホームセンター]]内などの店舗では現在も東芝テック製のスタンドアローン型の筐体が使用されている場合もある。

=== 支払い方法 ===
有人レジだったが、[[2021年]]2月から導入されたフル[[セルフレジ]]の店舗では、[[電子マネー]]、[[QRコード決済|QR・バーコード決済]]、[[クレジットカード]]といった現金以外の決済に対応している。旧来の有人レジの店舗を含め、直営店では2019年10月1日の[[PayPay]]を皮切りに、各種QR・バーコード決済が順次導入された<ref>[https://www.daiso-sangyo.co.jp/info/important/2539 スマホ決済サービス「PayPay」を一斉導入]</ref><ref name=":0">{{Cite web|和書|title=ダイソー、メルペイ・au PAY・楽天ペイを導入 |url=https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1385168.html |website=Impress Watch |date=2022-02-01 |accessdate=2022-02-02}}</ref><ref>{{Cite web|和書|title=DAISO（ダイソー）で「d払い」が利用可能に 2022年11月から|url=https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/2210/31/news077.html|website=ITmedia Mobile|access-date=2022-11-14|date=2022-10-31|author=金子麟太郎}}</ref>。

有人レジのみの店舗では、店舗ごとに対応する支払い方法が異なるため、公式ウェブサイトや店頭で確認すること。

=== ポイントサービス ===
全店舗共通のポイントサービスはないが、一部店舗では購入額に応じて付与されるシールを集める形式のキャンペーンを随時開催している。1回の会計で税込300円ごとに1枚シールが配布され、一定枚数貯めると期間内に販売される限定商品を割引価格で購入できる<ref>[https://www.daiso-sangyo.co.jp/campaign/seal シールキャンペーン]</ref>。

一部店舗では入居する商業施設で導入している[[ポイントプログラム]]に対応している場合があり、ポイントの付与や利用が可能である。主な例では[[イオングループ]]の商業施設内の店舗で[[WAON|WAON POINTカード]]、[[コーナン]]内の店舗で[[楽天ポイント]]に対応している。ダイソーの商品を取り扱う[[ローソンストア100]]では[[Ponta]]や[[dポイントクラブ|dポイント]]に対応している。

== ダイソー&アオヤマ ==
{{基礎情報 会社
|社名 = 株式会社青五
|英文社名 = Seigo Co.,Ltd.
|ロゴ = 
|種類 = [[株式会社 (日本)|株式会社]]
|市場情報 = 
|略称 = 
|国籍 = {{JPN}}
|本社郵便番号 = 721-0965
|本社所在地 = [[広島県]][[福山市]]王子町二丁目14番38号<br />青山王子ビル 1階
|設立 = [[1999年]]（[[平成]]11年）6月
|業種 = 6100
|法人番号 = 4240001033120
|事業内容 = ダイソー&アオヤマ 100YEN PLAZAのチェーン展開
|代表者 = 畑山房則（代表取締役社長）
|資本金 = 2億円
|売上高 = 159億円（[[2018年]][[2月28日]]）
|総資産 = 
|従業員数 = 社員：99名<br />パート・アルバイト：1,329名
|決算期 = 毎年2月
|主要株主 = [[青山商事]] 40%<br />大創産業 35%<br />青山理 25%
|主要子会社 = 
|関係する人物 = 
|外部リンク = https://www.100yenplaza.com/  {{ja icon}}
|特記事項 = 
}}
「ダイソー&アオヤマ 100YEN PLAZA」は、紳士服専門店の「洋服の青山」を運営する[[青山商事]]と大創産業が合弁で設立した株式会社青五（せいご）が運営する100円ショップである。

運営会社の青五の社名は、青山商事創業者の[[青山五郎]]に由来している。

[[北海道]]から[[沖縄県]]までの日本各地で、洋服の青山との複合店舗や、洋服の青山の不採算店舗を刷新した単独店舗など、141店舗を展開している。

取り扱う商品は直営のダイソーとおおむね同一だが、100円超の高額商品は原則として取り扱っておらず、生活消耗品などの日用雑貨や食器などが比較的多い。
* 北海道 - 14店
* [[東北地方]] - 14店
* [[関東地方]] - 18店
* [[北陸地方]] - 7店
* [[中部地方]] - 17店
* [[近畿地方]] - 9店
* [[中国地方]] - 18店
* [[四国地方]] - 8店
* [[九州地方]] - 24店
* 沖縄県 - 7店

== 社会貢献活動 ==
子会社の公益財団法人DAISO財団を通じて、経済的に困窮する大学進学を望む学生向けに、返済不要の給付型奨学金「DAISO財団奨学金」を展開している<ref>[https://daiso-zaidan.or.jp/ DAISO財団（ダイソー財団）｜返済義務のない大学生向け給付型奨学金]</ref>。

2019年に[[ダイソー女子駅伝部]]<ref>[https://www.daiso-sangyo.co.jp/ekiden]</ref>を創設した。監督には[[世羅高校]]元監督の[[岩本真弥]]を招聘<ref>{{Cite news|title=100均「ダイソー」に女子駅伝部 監督は世羅高率いた名将|newspaper=Sponichi Annex|date=2019-03-21|url=https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2019/03/21/kiji/20190320s00063000408000c.html|agency=スポーツニッポン新聞社|accessdate=2019-03-21}}</ref>。2021年10月、初出場した[[プリンセス駅伝]]で15位となり11月の[[クイーンズ駅伝]]出場権を獲得、創部3年目にして4区区間賞を獲得したほか総合21位(2時間20分34秒)の結果を残した<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.daiso-sangyo.co.jp/ekiden/archive/12855|title=クイーンズ駅伝 in 宮城～第４１回全日本実業団対抗女子駅伝競走大会～|date=2021-11-28|work=ダイソー女子駅伝部|accessdate=2023-10-20}}</ref>。

== 裁判 ==
=== 商標権侵害裁判 ===
[[2012年]]に[[大韓民国|韓国]]でダイソー（{{lang|ko|다이소}}）を運営する大創アソン産業（日本の大創産業と韓国の[[アソン産業]]の[[合弁会社]]）が、ダイソーと同様に生活用品や雑貨を販売している「ダサソー」（{{lang|ko|다사소}}、[[朝鮮語|韓国語]]の方言で「全部買ってください」の意味。仮処分申請を受けて「ダサヨー」（{{lang|ko|다사요}}）に改名）を相手に、商標使用禁止などを求める裁判を起こした。一審はダイソー側の敗訴となったが、二審では逆転勝訴。高裁判決では、「ダサソーの標章は外見や呼称、観念などを総合的に観察すると、取引上、一般消費者や取引業者がダイソーと誤認、混同する恐れがある」とし、「ダサソーがダイソーの周到性に便乗しようとする意図が推断できる」とも指摘した<ref>[https://www.sankei.com/article/20141001-BGLJVCAN5NP35CPNB7JJZHGUEY/ 「ダイソー」と「ダサソー」が争う商標権侵害…「模倣天国」韓国が進める“知財保護”の皮肉] [[産経新聞]] 2014年（平成26年）10月1日</ref>。[[2015年]]、韓国の[[最高裁判所]]である[[大法院 (大韓民国)|大法院]]によってダイソー側の勝訴が確定した<ref>[http://japanese.yonhapnews.co.kr/economy/2015/10/16/0500000000AJP20151016003200882.HTML ダイソーの勝訴が確定　「ダサソー」は類似商標＝韓国]、聯合ニュース、[[2015年]]10月16日 19:06。</ref><ref>[http://news.braina.com/2015/1020/judge_20151020_002____.html 韓国大法院で「ダイソー」側の勝訴確定、「ダサソー」は類似商標]、知財情報局、2015年10月20日。</ref>。[[2017年]]、水原地方裁判所はダサソー側の敗訴確定後もダサソー名で営業を続けたとして、経営者に500万[[大韓民国ウォン|ウォン]]の罰金刑を言い渡したと公表した<ref>{{Cite news|url=https://www.sankei.com/world/news/170226/wor1702260032-n1.html|title=「ダサソー」経営者に罰金刑５０万円　韓国地裁　ダイソー類似商標で営業続け起訴|newspaper=産経ニュース|date=2017-02-26|accessdate=2023-09-12|archiveurl=https://web.archive.org/web/20170227152147/https://www.sankei.com/world/news/170226/wor1702260032-n1.html|archivedate=2017-02-27}}</ref>。

== 不祥事 ==
同社は[[NHK]]、[[ビッグモーター]]、パチンコ運営会社並みの悪徳企業であるが故に様々な問題を引き起こしている
=== 下請法違反 ===
[[請負#下請負|下請]]会社に支払う代金を不当に減額したとして、[[公正取引委員会]]から[[下請代金支払遅延等防止法|下請法]]違反で、[[2012年]]3月27日に勧告を受ける<ref>[http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120327-OYT1T00980.htm ダイソー、下請け代金を不当減額…公取委勧告] 読売新聞 2012年3月27日</ref>。

[[2014年]]に2回目の勧告を受ける。公正取引委員会は大創産業を調査し、下請代金支払遅延等防止法（下請法）第4条第1項第4号（返品の禁止）及び同項第5号（買いたたきの禁止）の規定により勧告した<ref>[http://www.jftc.go.jp/houdou/pressrelease/h26/jul/140715.html (平成26年7月15日)株式会社大創産業に対する勧告について] - 公正取引委員会 [[2014年]]（平成26年）7月15日</ref>。

=== 発癌性物質 ===
[[2015年]]8月に発売した[[マニキュア]]の新製品で、全148商品のうち26商品から[[発癌性]]物質の一つである[[ホルムアルデヒド]]が検出され、発売を中止して自主回収した<ref>{{Cite news|url=http://www.sankei.com/affairs/news/151018/afr1510180001-n1.html|title=マニキュア商品から発がん物質　ダイソーが販売中止|newspaper=産経ニュース|date=2015-10-18|accessdate=2023-09-12|archiveurl=https://web.archive.org/web/20151119123933/http://www.sankei.com/affairs/news/151018/afr1510180001-n1.html|archivedate=2015-11-19}}</ref>。

10月22日に全商品の検査の終了を受け、ホルムアルデヒドが検出された製品が当初の26商品から76商品に拡大したことを発表し、発売中止と自主回収の対象品をホルムアルデヒドが検出されなかった製品を含む全種類に拡大した。併せて、問い合わせの電話が繋がらない、質問内容に対する回答が曖昧、店頭での不遜な対応に客から叱りを受けるなど、返金の際に不適切な対応があったとして謝罪している<ref>{{PDFlink|[http://www.daiso-sangyo.co.jp/pdf/20151022_Espoleuroshirase.pdf エスポルールネイルお詫びと回収のお知らせ]}} - 大創産業株式会社 [[2015年]]10月22日（2015年11月26日[[閲覧]]）</ref>。

=== 著作権侵害 ===
子会社の大創出版が[[2017年]]12月に刊行し、ダイソーの店舗で発売した「[[トリックアート]]ギャラリー」・「トリックアートミュージアム」の2冊について、[[立命館大学]][[教授]]の[[北岡明佳]]が考案した作品5点を無断転載していたことが[[2018年]]3月16日に明らかになった。北岡は同年2月下旬に「[[著作権|著作権侵害]]に該当する」として大創出版に警告書を送付した。大創出版は北岡に著作権侵害を認めて謝罪し、発売の中止と店舗から回収を発表した。大創出版は「錯視自体には著作権がないと考え、錯視を利用した作品も同様だと考えていた」と釈明している<ref>[https://archive.is/20180316204942/http://www.yomiuri.co.jp/national/20180316-OYT1T50106.html ダイソーの「錯視」本に著作権侵害…販売を中止]（[[2018年]]3月16日時点の[[archive.is|アーカイブ]]） - [[読売新聞]]、[[2018年]]3月16日配信、[[2018年]]3月17日閲覧</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://www.nikkansports.com/general/news/201803160000560.html|archiveurl=https://web.archive.org/web/20180317035658/https://www.nikkansports.com/general/news/201803160000560.html|date=2018-03-16|archivedate=2018-03-17|title=錯視アート本販売中止 立命館大教授の作品無断掲載|publisher=日刊スポーツ|accessdate=2018-04-15}}</ref>。

=== 白髪染めから有害物質検出など ===
[[台湾]]で製造され、[[京都市]]の化粧品メーカー・[[サンパルコ]]が輸入し、ダイソーの店舗で販売していた[[ヘアカラーリング剤|白髪染め]]3製品から、日本の基準で配合が認められていない有害物質のホルムアルデヒドが検出されたことが[[2018年]]4月13日に判明し、サンパルコが自主回収することを発表した。回収は200万個。<ref>{{Cite news|url=https://www.sankei.com/west/news/180413/wst1804130063-n1.html|title=１００均ショップの「白髪染め」に有害物質　京都の化粧品メーカー自主回収|newspaper=産経WEST|date=2018-04-13|accessdate=2023-09-12|archiveurl=https://web.archive.org/web/20180414233756/https://www.sankei.com/west/news/180413/wst1804130063-n1.html|archivedate=2018-04-14}}</ref><ref name="sanspo_20180413" />。サンパルコはダイソー向けに発売していた[[ファンデーション (化粧品)|ファンデーション]]など75品目についても必要な成分を表示していなかったとして自主回収することも合わせて発表した<ref name="sanspo_20180413">{{Cite news|title=ダイソーで販売の白髪染めに有害物質 200万個回収|date=2018-04-13|url=http://www.sanspo.com/geino/news/20180413/sot18041317040014-n1.html|publisher=サンケイスポーツ|accessdate=2018-04-15|archiveurl=https://web.archive.org/web/20180415063457/http://www.sanspo.com/geino/news/20180413/sot18041317040014-n1.html|archivedate=2018-04-15}}</ref>。

=== 輸入書類改ざん ===
台湾でダイソーを展開する台湾大創百貨が、輸入を禁止されている福島県など5県産食品を、他県産と偽って輸入を申請し、経済部から半年間の輸入停止処分が下された後も、輸入書類を改ざんするなどして輸入を続けていたとして、台湾台北地方法院（地裁）は2020年２月17日、同社の元課長に対して猶予付きの有罪判決を言い渡した<ref>[http://japan.cna.com.tw/news/asoc/202002180005.aspx 台湾ダイソーの元課長に猶予付き有罪判決 輸入書類改ざんで 台北地裁] フォーカス台湾 2020年2月18日</ref>。

=== 商標法違反 ===
[[2023年]]3月3日、高級ブランド「[[フェンディ]]」のロゴ入りの布を東京都と神奈川県内の店舗で不正に販売していたとして、同社と仕入れ担当の20代女性社員が[[商標法]]違反の疑いで[[神奈川県警察]]に書類送検された。布は90センチ四方のはぎれとして販売され、「FENDI」のロゴが入っていた。この布は元々フェンディの正規ライセンスを保有していた業者が傘製造用として生産した物であったが、検品で不合格となり、業者によって保管していたものの、業者が倒産したため、外部に流出した可能性があるといい、下請けから大量に仕入れた布に含まれていた。女性社員は同県警の調べに対し「仕入れ先から大丈夫と言われ、それ以上確認しなかった」と供述している<ref>{{Cite news|title=ダイソーに“FENDI”なぜ？ 110円で勝手に販売か 担当者「仕入れ先から大丈夫と」|url=https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000290067.html|newspaper=[[ANNニュース|テレ朝news]]|access-date=2023-03-04|date=2023-03-03|archiveurl=https://web.archive.org/web/20230303095834/https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000290067.html|archivedate=2023-03-03}}</ref><ref>{{Cite news|url=https://www.asahi.com/sp/articles/ASR3364CNR33UTIL012.html|title=ダイソー「FENDI」のロゴ入り布販売 商標法違反容疑で書類送検 |newspaper=朝日新聞|date=2023-03-03|accessdate=2023-03-03|author=阿部育子、原晟也}}</ref>。3月28日、[[横浜地方検察庁]]は同社と同社社員について[[不起訴処分]]とした<ref>{{Cite news|url=https://www.jiji.com/amp/article?k=2023032800880|title=ダイソー社員ら不起訴 フェンディのロゴ不正使用疑い―横浜地検|newspaper=時事通信|date=2023-03-28|accessdate=2023-03-28}}</ref>。

== 関連書籍 ==
* 「社長の哲学」（共著者:[[青木定雄]] [[鍵山秀三郎]] [[鳥羽博道]] [[矢野博丈]]）（2005年5月2日、致知出版社）ISBN 9784884747121
* 「百円の男 ダイソー矢野博丈」（著者:[[大下英治]]）（2017年10月6日、さくら舎）ISBN 9784865811223
** 「百円の男 ダイソー矢野博丈」（著者:大下英治）（2020年2月14日、祥伝社 祥伝社文庫）ISBN 9784396346027

== 関連テレビ番組 ==
* [[日経スペシャル カンブリア宮殿]] 安くても高品質！100均の王者が登場 唯一無二の薄利多売ビジネス（2018年1月18日、テレビ東京）<ref>[https://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/backnumber/2018/0118/ 安くても高品質！100均の王者が登場 唯一無二の薄利多売ビジネス] - テレビ東京 2018年1月18日</ref>

== 関連会社 ==
* 株式会社大創出版（[[東京都]][[豊島区]]）
* 創美出版株式会社（東京都豊島区）
* 株式会社青五（[[広島県]][[福山市]]） - [[青山商事]]との合弁。
* 株式会社中部商会（[[静岡県]][[静岡市]]） - 100円ショップ「オレンジ」を運営。2015年10月27日、完全子会社化。2019年9月、解散。

== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
=== 注釈 ===
<references group="注釈"/>
=== 出典 ===
<references />

== 関連項目 ==
* [[プチ電車シリーズ]]
* [[ほぼ100円ショップ]] - テレビ番組『[[はねるのトびら]]』内で行われたゲーム企画。第3回から当社を模した架空の店舗「ダイタイソー」で収録された。100円に見えない100円商品を提供していた。
* [[天皇盃全国都道府県対抗男子駅伝競走大会]] - 2015年から協賛し、[[中国放送]]制作によるラジオ中継の冠スポンサーも務める。
* [[創価学会]]
* [[キャンドゥ]] - 同じ100円ショップだが、ダイソーよりは幾分マシ
* [[セリア (100円ショップ)|セリア]] - 同上

== 外部リンク ==
{{Commonscat}}
* [https://www.daiso-sangyo.co.jp/ 大創産業 公式サイト] {{ja icon}}
** [https://www.daiso-sangyo.co.jp/shop 店舗検索] {{ja icon}}
** [https://www.daiso-syuppan.com/ 大創出版] {{ja icon}}
** [https://www.100yenplaza.com/ ダイソー&アオヤマ 100YEN PLAZA] {{ja icon}}
** [https://daiso-zaidan.or.jp/ ダイソー財団]{{ja icon}}
** {{Twitter|daiso_50th|ダイソー50周年記念アカウント（公式）}} {{ja icon}}
** {{Facebook|daisosangyo|ダイソー（大創産業）}} {{ja icon}}
** {{Instagram|daiso_official|ダイソー公式アカウント}} {{ja icon}}
** {{YouTube|u=daisowebchannel|DAISO JAPAN （大創産業）}} {{ja icon}}
* [https://standardproducts.jp/ Standard Products]

{{DEFAULTSORT:たいそうさんきよう}}
[[Category:大創産業|*]]
[[Category:100円ショップ]]
[[Category:東広島市の企業]]
[[Category:1977年設立の企業]]
[[Category:☁]]
[[Category:悪徳商法]]
[[Category:悪徳企業]]
[[Category:創価学会]]
{{Wikipedia/Ja}}
[[en:Daiso]]